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【FEATURES】Metal Blade Recordsの創始者Brian SlagelがどうやってThe Black Dahlia Murderを見つけたのかを明かす

Published On 2017年9月1日 | By admin | Features, TOP PICKUP

Metal Blade Recordsの創始者でありCEOのBrian SlagelがどうやってThe Black Dahlia Murderを見つけたのかをMark Eglintonとの共著「For The Sake Of Heaviness: The History Of Metal Blade Records」で明かしました。

この本はレーベル設立35周年を記念して作られたもので、先日8/29にリリースされたばかりです。そして本の中ではどのようにレーベルを始め、何を成し遂げ、今どこに向かっているのかが明かされています。以下、AP独占で公開した本の一部「どうやってThe Black Dahlia Murderを見つけたのか」を読んで、ぜひ感想を聞かせてください!

 
As I Lay DyingとThe Black Dahlia Murder、この2組のデビューアルバムは2000年代の私たちにとって大きな意味を持つリリースでした。そしてThe Black Dahlia Murderはレーベルの歴史の中で最も変わった契約のひとつでした。ある日の夜遅く、私はMyspaceを漁っていました。あの頃は誰もがあそこで音楽を聴いていたのです。知っているバンドのページをいくつか見ていくと、複数のバンドがThe Black Dahlia Murderと繋がっていることに気づきました。そして彼らのページをクリックすると2〜3曲がアップされていて、それが最高だったんです!

Myspaceを通じて彼らに連絡を取り、「私はMetal Bladeの者ですが」と書き、「あなたの曲は本当に素晴らしい。今何をしていますか?」と続けました。彼らは大きくはない別のレーベルと契約しようとしているところだったのですが、私たちが興味を持っていることを知り、彼らは考えを変えたのです。私はそれまでインターネットをランダムに見て回ってバンドと契約したことはなかったのですが、彼らが現れ、すべてがまとまりました。

The Black Dahlia Murderはすでに素晴らしいバンドでしたが、1stアルバム「Unhallowed」を作った時、彼らは本当に成長し、たくさんの影響を反映した驚異的な音楽作品を作り上げました。スーパーメロディックなメタルと本当にクレイジーなボーカルが完璧なバランスでミックスされていたのです。私は今もあのアルバムが大好きです。殆どのアルバムにおいて、制作プロセスの中で確認のためにデモやマスターを何度も何度も聴くのですが、あのアルバムはCDがリリースされた後もずっと聴き続けていました。

2000年代初期から中期までを振り返ると、私たちのレーベルにいたスタイルのバンドがいたるところにいて私自身驚きました。私たちのところには90年代主流だったアンダーグラウンドバンドがいて、始めた当初からのクラシックバンドがいました。それから新たにたくさんのメタルコアバンド、Masquerade (「Flux」2001作), Labyrinth (「Sons of Thunder」2000作), Memory Garden (「Mirage」2000作)のようなメロディック・メタルバンドが入ってきました。さらにHolocaust, Savage, Quartz, JaguarのようなオールドスクールのNWOBHM作品のリイシューも行いました。バンドがあらゆるところからレーベルに参加してくれることが本当に面白くて、多彩なリストになって、本当にうまくいっていたのです。

本物のヘヴィーメタルが戻ってきているとするなら、それはManowarと仕事をするチャンスを掴む絶好のチャンスでした。このバンドは典型的なヘヴィーメタルのアティテュードを持っているだけでなく、ファンジンに載っていた超初期の頃から私がずっと大好きなバンドだったんです。

彼らはレーベルに所属していなかったので、私たちは彼らと仕事をするチャンスを得ました。そして忘れ去られた状況にいる多くのバンドとやってきたのと同じように、彼らと話し始めました。一番クールだったのは彼らとリリースしたアルバム「Warriors of the World」で、彼らはUSオーディエンスに受け入れられていた80年代に回帰したのです。90年代彼らはアメリカでは人気がありませんでした。しかしヨーロッパに行くと話は別です。彼らは普通にアリーナでライヴをしていましたから。

そして私はアメリカで「Warriors of the World」のツアーを組み、Six Feet Underと一緒にツアーをやったのですが、本当にうまくいきました。それはManowarがこれまでに唯一行ったフルのアメリカツアーで、アルバムの売上をかなり押し上げました。私たちは彼らとさらに何枚かのスタジオ・アルバムとライヴ・アルバムをリリースして、かれらのポジションを強固なものにしました。Manowarが誰にとっても仕事がしやすい相手だとは言いませんが、私の目から見て、彼らはこれ以上無いほどに満足していました。

 
現在レーベルストアにてバンドルセットの予約受付中。(バンドルセットは9/15リリース)

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