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【FEATURES】自分たちの好きなバンドのデジタル・マーケティングを行う会社Restless Digital:「ポップパンクが音楽業界で働く夢を叶えてくれた」

Published On 2017年3月29日 | By admin | Features, TOP PICKUP

Restless Digitalは長い年月を経て設立されたデジタル・マーケティング会社です。創始者のGeoff FunkとCaroline Kimiko Jensenは、お互いに数年間のインターンシップ経験を経てタッグを組みました。FunkはWWEやMarvelなどの企業で40以上のインターンシップを経験、その間JensenはLive NationやFearless Recordsでインターンを経験しました。Funkはキャリア初期にNo Doubt, The Off Spring, Alkaline Trioなどのアーティストとの関係を築き、新会社設立して、現在New Found Glory, Good Charlotte, Say Anything, Bayside, Waterparksなど60以上のアーティストとデジタル・マーケティングの契約をしています。

FunkとJensenはインターンシップ経験と築いたネットワークを利用して、お気に入りのバンドのMusic Video撮影や、ライヴをソーシャルメディアで共有する仕事などを手掛けています。

このインタビューを通してひとつ言えることは、デジタル・プロモーションはただの仕事ではなく、生き方そのものだということです。

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──どうやってデジタル・マーケティングを始めたのでしょうか?

Geoff Funk:僕はオハイオ,クリーブランド出身で18歳の頃、大学に行くためにロサンゼルスに引越したんだ。クリーブランド出身の友達がいたんだけど、彼はレコードレーベルで働いていた。僕は当初、より音楽に焦点を絞った学位を取るためにシカゴのコロンビア・カレッジかバークレーに行こうかと考えていて、音楽マーケティング、デジタルの他に撮影、編集、デザインもやっていたんだけど、彼は「そこに行く必要はないよ、君はインターンをやるべきだ。」って言ってきたんだ。それが僕を完全に変えた。僕が子供の頃は、それは重要なことではなかったんだ。

僕はGreen Day, Alkaline Trio, Rancid, Blink-182とか自分の大好きなバンドをマネージメントしているレーベルやエージェントを調べ始めて、彼らがインターンシップを募集しているかどうかを調べ始めたんだ。順調にインターンシップをスタートすることができて、自分が経験したインターンシップを通して、さらにたくさんのインターンシップを経験することができた。僕はインターンシップのカルチャーに撒きまれていったんだ。Interscopeのある人の下でインターンシップをやっていたんだけど、彼らがマネージメント会社に僕を一緒に連れて行ってくれた。それが人間関係を築く手助けになったし、素晴らしい企業に(インターンで)入る手助けになった。僕は4年間で40のインターンシップをやって、それはすごく大変だったけどRestless Digitalを作る手助けになった。卒業後にその人達と連絡を取ることができて、LAのデジタル・マーケティング・エージェンシーTotal Assaultで働き始めた。僕はソーシャルメディアのチームに入って、Interscope, Capitol, Geffen, Warner Brosなどたくさんのレーベルと仕事をしたんだ。あれは本当に素晴らしい経験で、僕はそれを3年間やった。そして僕がインターンをしていたところのひとつが、2012年にデジタルの人間を探していたんだ。そこはRebel Walzっていう、No Doubt, Gwen Steafni, The Offspringなどのアーティストをマネージメントしている会社で、No DoubtとGwen StefaniとThe Offspringのすべてのデジタルを扱える人間を探していたんだ。僕はそこに入って、No Doubtの2012年作「Push And Shove」のすべてをやった。僕は彼らと一緒にスタジオに入っていたんだ。そしてその年に出たThe Off Springの「Days Go By」もやったよ。その仕事をしながら、Gwenが持っていた彼女の会社の仕事も手伝ったんだ。

Caroline Kimiko Jensen:私は小学校時代に友達にのために、ポップスターの音楽ニュース・マガジンを書いていたの。高校の時、ノース・カリフォルニアにいた私はインターンをやるチャンスがなかったから、ネットで音楽雑誌「Rock Show Addition」を作って公開していたわ。私はバンドへのインタビューを始めて、カメラを買ってライヴ写真を取り始めて、プレスパスをもらうようになった。大学時代、最初にインターンをやったのがLive Nationで、私はソーシャルメディアとNickelbacとかのバンドのオンライン・プレゼントを手伝っていたの。私は毎学期インターンを続けていたんだけど、車を持っていなくて、週に3日、空港シャトル、バス、電車に乗っていたわ。あれはクレイジーだったけど、本当にやる価値があることだった。

次に私はLinkin Parkの会社でインターンをして、彼らのファンクラブのミート&グリートをコーディネートしたり、ソーシャルメディアを担当したの。その後にFearless Recordsでインターンを1年間やって、ソーシャルメディアのすべてをやったわ。Pierce The VeilやMotionless In Whiteのツアー日程を書いて、ターゲットに向けて投稿するの。私はソーシャルメディアの世界と魅力的なコンテンツに没頭していった。バンドとレーベルのソーシャルメディア・ページを更新して、The Summer Setのツアー、アルバム、コンテンツのデジタル・マーケティング・プランを作って、各ツアーのすべてのライヴハウス、プロモーターと調整して、彼らがグラフィックをプッシュしているかどうかすべて確認した。私が今やっていることの全てのスキルをそこで学び始めたの。

その後、5B Artist MnagementっていうSlipknot, Limp Bizkit, Asking Alexandria, Triviumのマネージメントをやっていた会社にインターンで入ったの。私はそこのデジタル担当の下で1年間、アーティストのFacebook、Instagram、Twitter、YouTubeアカウントをマネージメントしたわ。私はそこでもデジタル・マーケティング・プランを作って実行した。そこは、私が卒業した後に実際にこの業界に進むことになるかもしれないってことを気付かせてくれた場所だったわ。私はライヴや繋がりとか仕事に関係する事以外にあまり大学には行っていなかったの。私はすでにその世界でやっていきたいって思っていたから。

卒業後は、Ricochet Artist Manegementに入って、Memphis May FIre, Suicide Silenceのソーシャルメディアを担当して、そこで2年間働いた。私はこの2バンドと密接に仕事をして、最終的にGeoffと出会ったの。私はRicochetで働いている間も、Mercenary Managementでインターンとして手伝いをしていて、Black Veil Brides, Andy Black, Zakk Wyldeのソーシャルアカウントを数ヶ月間担当していたわ。そこのデジタル担当のヘッドがGeoffのところに私をまわしたの。Geoffが自分のチームに入れる人間を探していたから。そして昨年の1月に私たちは初めて会ったの。今では彼は私の親友のひとりだし、約2年間ずっと一緒に仕事をしているわ。私たちは数か月前にパートナーとしてタッグを組んだんだけど、最高だと思った。彼は本当にたくさんのことをやっていて、クレイジーな経歴の持ち主なの。彼は誰とでも仕事をしているわ。彼との仕事も、彼と一緒に色々なバンドたちと仕事をするのも最高なの。Good CHarlotteは私が一番最初に好きになったバンドで、小学校の時、私はいつも彼らのTシャツを着ていて、彼らの曲を聴いてクールだと思っていたの。今では、週に2〜3回は彼らのオフィスに行って、たくさんのものを作り、コラボレートしているわ。私が聴いて育ったバンドたちと一緒に仕事をして、彼らのファンベースとの繋がりを保つ手助けをして、ツアーをプッシュするようになるなんてクレイジーよね。

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──Restless Digitalはどのように作ったのですか?

Funk: 2014年、僕は他のクライアントの仕事を引き受け始めていて、時間を埋める必要があったんだ。僕がそのコミュニティと本当に良く繋がっていたから、他のアーティストの仕事も引き受けたらって彼らは提案してきた。そして、The Used, Blink-182, New Found Gloryと仕事を始めて、そこから作っていったんだ。この2年間Carolineと一緒に働いてきて、今では60以上のバンドを請け負ってるよ。パンクロック、ポップパンク、ロックミュージックが本当に多くて、Sum 41, Good Charlotte, The Offspring, No Doubt, Soundgarden, Chris Cornell, Audioslave, Temple Of The Dog, Dreamcar, AlkalinTrioを担当しているんだ。僕たちはGood CharlotteのBenjiとJoelがやっている会社MDDNのすべてのデジタルも請け負ってる。あとAlkaline TrioのMatt Skibaの洋服ブランドSkiba Clothingもね。CarolineはCrown The Empire,のような若いバンドからDance Gavin Dance, Bayside, Say Anythingなどを担当してる。1年半前は20バンドだったのが、今は60バンド近くにまで増えたんだ。これはかなり大きな成長だよ。

僕は決して本当に良いビジネスマンではなかった。僕はデジタル人間で、音楽を愛しているだけだった。僕は会社を作ろうとなんて思ってなかったし、自分自身を売り込んだことなんて一度もないんだ。それがずっと僕の名前だったし、僕は自分の仕事の名簿を持っていただけだったんだ。実際にやり始めて、多くの人を雇い始めて、僕たちは本当に会社を作らなきゃいけなくなった。僕は、クリーブランドから出てきた誰にも知られていない人間が、好きなバンドのために働けるようになったんだっていうことをみんなに知ってもらうことが大事だと思った。僕は地元を出て、クレイグリストでルームメイトに会って、たくさんのインターンをやっただけ。僕は実際にインターンシップの為に大学に行って、マーケティングとアートを専攻した。僕が実際にやったのは、人との人間関係を築くことで、誰に教わることもなく自分で全部やることができたんだ。だからインターンで人間関係を築くことが重要だと強く言っておくよ。僕はポップパンクのために仕事をして、生計を立ててる男なんだ。これは誰にでも言えることじゃないよ(笑)

Jensen: この一年Geoffと一緒に本当に懸命に働いてきて、彼が数か月前に一緒に組まないかと私に聞いてきたの。私たちはすぐに一緒にやり始めて、今も多くのクライアントを獲得し続けてる。この数ヶ月の間にDreamcar, Soundgarden, Rise Againstを正式に請け負うことになった。MDDNのGood CharlotteやSleeping With Sirensもやり始めて、彼らは私たちにAnti-Flag, Hollywood Undead, Waterparks, Architectsなど彼らのロースターすべてを請け負うように依頼してきたの。私たちが成長し続けるためにも、他の人ともチームを組む絶好のタイミングだと思ったわ。

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──あなたが仕事をする上で、ソーシャルメディアはどれくらい重要なのでしょうか?

Jensen:それがすべてね、正直言って。これは今やあらゆるものの重要な要素になっている。これから出てくるバンドは特にね。それが彼らが名前を残すためのメインツールだから。もしあなたが100万ビューのYouTubeを持っていたり、Instagramの名前の横に認証マークがあれば、それはすごく大きな意味があることなの。多くの人が大したことじゃないと言うけど、本当に重要な事なのよ。私たちが使う最大のツールのひとつがFacebook LiveとInstagram Live。私たちはできる限り、彼らにそれを利用してもらうようにしてるの。なぜならソーシャルページは簡単にパーソナルなものに見えなくなってしまうから、彼らがファンを招いて、直接話しをしたりするのは素晴らしいことだし、そうする必要があるの。人はいつも携帯電話でFacebookをチェックしているし、もし見ていて好きなバンドとチャットを始めることができたら、それは個人的にも有意義なものになる。バンドもファンと直接繋がることができるからそれをやるのが大好きなの。

 
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