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【FEATURES】ハードコアバンドThe Dillinger Escape Planが解散を発表:フロントマンのGreg Puciatoがインタビューで解散について語る

Published On 2016年8月8日 | By admin | Features, TOP PICKUP

昨日ニュージャージー,モリスプレインズ出身ハードコアバンドThe Dillinger Escape Planが10/14に6枚目となるNewアルバム「Dissociation」をリリースし、リリースツアー後に約20年続けたバンドを解散すると発表しました。そしてその解散発表直後にフロントマンGreg PuciatoがAPのインタビューで解散について語りました。

 
──「Dissociation」の制作前にはThe Dillinger Escape Planが解散することが分かっていた中で、あなたが書く楽曲に何か影響はありましたか?

Greg Puciato: 解散の影響はアルバムにはまったく無いよ。曲を書いてる時は何かについて考えることさえしないんだ。僕にとって、すべてのアルバムは人生のその瞬間を閉じ込めたタイムカプセルなんだよ。入れたいもの全てをそこに入れるんだ、それを持って歩きまわらなくて良いようにね。何かが僕の人生の重荷になるとしたら、それを他の人が楽しめて何かを得られるものに変えようとチャレンジする。でもDillinger以外の僕の人生の大部分はDillingerでプレイすることとは無関係なんだ。

 
──Dilligerに何が起きているのかの手掛かりを掴むために、おそらく人々は聽こうとすると思いますが。

Greg Puciato: それが人々にとってより興味があるってことは知ってるよ。だけど僕にとって、そういうアルバムを書くってことは、僕の嫌いな自叙伝を書くことと同じになってしまうんだ。他の人を、自分が稼ぐための道具にするのは本当にうんざりするんだよ。

 
──サウンドがこれまでのアルバムよりもより生々しくて、弱さがあります。 “Nothing to Forget” や “Wanting Not So Much As To” のようなダークな曲では特に。

Greg Puciato: まぁそうだね、それは過去3年間ずっと正真正銘、僕の人生の一部だったんだ。特にThe Black Queen(Puciatoが2015年に結成した別バンド)のアルバムでは、常に攻撃的なところからギアを変えなきゃいけなかった。歳を取るほど、子供の時に見た漫画のようなものとは違うところから、ヘヴィーさや激しさが来ていることをより理解すると思うんだ。子供の時はSlayerを本当に激しいものとして見るけど、歳を取ったらそれがBillie Holiday(女性ジャズ・ボーカリスト)になるんだ。人として成長して虜になるのは崇高さなんだよ、ニュアンスや普通はすごく弱いものだね。“Fuck you” って部屋の中央で叫んでいる男ではなく、僕が人を攻撃するところから出てどこまで限界に行けるかを理解したように、より不快な内側に行く必要があったんだ。

──あなた個人としてのDillingerはどのようなものでしたか?

Greg Puciato: バンドの一員だった15年は僕の人生でもっとも重要なものだったよ。僕たちは全員違う州に住んでいるのに、毎日いつもそばにいたんだ。僕はいつもバンドのことを考えてたし、いつもバンドについて人とコミニュケーションを取っていて、常にショウが差し迫っていた。歳を取るほどに、より全てを処理しようとチャレンジしていたんだ、特にクリエイティヴとBen(バンドのオリジナルメンバーでギタリスト)との人間関係にね。それがうまくいきそうもない異様な組合せだってこともよく理解している。それに気づけたことは本当に幸運だったと思うよ。

 
──解散を思い返してみて、その決断に繋がった一連の出来事は何だったのでしょうか?

Greg Puciato: まぁ、悲惨な大きい出来事はないよ。これは個人個人それぞれの人生の自然な軌道の一部と目標であって、これをやる生活がバッチリだったってわけではないんだよ。クソなことは起こるんだよ(笑) このすべての話の中の最悪な部分について、僕から話すことはあまりないんだ。僕はただ自分の周りにある現実に集中していて、1週間半前にアルバムのマスタリングをちょうど終えたって事実があるだけだよ。僕は制作があって暇もなかったし、その直後の今はこのインタビューとライヴをやっているんだよ。それにもうすでに来年の自分のスケジュールも分かってる。変な感じだよ。

 
──今までを振り返って、一番印象に残っている瞬間は何ですか?

Greg Puciato: 面白いことを聞くね。全然分からないよ。僕は本当に重い注意欠陥障害なんだ。合法のきつい薬を使わなければ、僕は社会で機能することも出来ないし、家賃も払えなければ、洗濯もできないくらいのね。だから自分たちのライヴもほとんど覚えていないんだ。事実、僕がオーディエンスにダイヴしたヴァージン・メガストアでのライヴも覚えてない。YouTubeのVideoを見て思い出したけど、もしそれがなかったらオーディエンスに何を話したかも全然わからないんだ。僕がやることに計画性はないし、本当に覚えていないんだ。

 
──それはすごいことを聞きました。あなたの記憶は1曲を終わらせるためだけにすべてが使われているんですね。

Greg Puciato: まぁそういうことだね。もし歌っている今に絶えず集中していなかったら、きっとやらかすだろうね。もし自分の周りの手に負えないものに気づくようなところにちょっとでも行ったら「クソ!僕はどこにいるんだ!?」って言って、高速道を走る車の窓に飛び込むようにして家に帰るよ。だから僕は今に留まるように努力するんだ。

 
──Dillingerの後の予定はあるのでしょうか?

Greg Puciato: おそらく、まだ200以上あるライヴをやった後にどう感じるかは誰にも分からない。それはつまり、解散は発表したけど、僕はそれについてさえ考えてないってことなんだ。僕が唯一気にしてることは、アルバムが発表されて、発売日が発表されて、最終的にはラジオでかける代わりに、アルバムからの最初の曲をみんなにちゃんと聴いてもらうってこと。今からやる何百ってライヴが始まるまでは解散については考えないよ。あと確実に、想像的にも、今から2年後にやろうとしている最後のライヴの時のことなんて僕には分からないよ。

 
──ということは、あなたはこのことの結論は出していないと?

Greg Puciato: あぁ。このバンドの中にはこれまで本当にあったことをちゃんと話せる奴が誰もいないんだ。もし賢くて、他のすべてのバンドがやったことを見ているなら、つまりGuns ‘N Rosesは復活したのには呆れた。Van Halenはすでに復活してる。だからバカなことをしないために唯一出来ること、そして前言撤回しないためには結論は出さずにいることなんだよ。なぜならそれが真実だからね。人が終わるのは死んだ時だよ。

              



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