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【FEATURES】元The SwellersのドラマーJonathan Dienerコラム:「僕は世界をツアーもしたけど、今もスターバックスで働いている」

Published On 2017年9月5日 | By admin | Features, TOP PICKUP

2017年9月の追記:

僕は自分の夢を追いかけるための正しい妥協案を見つけたんだ。自分の主な収入源を捨てたり、すべてを手放すこと無く、仕事を詰め込みすぎることもなく、より自分な好きなことに時間を割いてる。たとえば、僕のメインのバンドは解散したけど、今はツアードラマーとしてまた活動しているんだ。ツアーの合間には働いているけど、ツアーに出る前に余裕を持ってしっかり連絡しているよ。

ツアードラマーとしてお金を稼ぐことができて、徐々に仕事を減らしていければ理想的だけど、僕は健康と現実、すべてのバランスを取るためにベストを尽くしてる。これはミュージシャンだけの話じゃなくて、すべてのクリエイティヴな人たち、夢を追う人たちに当てはまることだよ。その安楽さがなければ、目標に近づくことはできないんだ。僕たちは歳を取るほど、すべてを手放すのが難しくなる。でもそれは計画したことができないってことじゃないし、1つずつ実現させることができないわけでもない。

僕は今No TriggerのライヴとEarly Novemberの秋のツアーでプレイしていて、その後はBaggageのツアーに出るんだ。


Original Post: 2016/5/17

僕は幸運なことに初めて‘本当の’仕事に就くまでの約10年間、自分のバンドThe Swellersでツアーをして十分やっていけていたんだ。その後Guitar Centerで2年間働いて、バンドは解散した。僕は楽曲制作を続けて、新バンドBaggageを作るためにその仕事を辞めたんだ。1年以上記事を書いたり、他のアーティストのアルバムやツアーでドラムを叩いて家賃を稼いでた(ミシガン,フリント近郊は安い)。そして約1ヶ月前にまた仕事に就くことにしたんだ。それは長い間恐れていたことだった。

僕はミュージシャンで音楽だけで生活ができていたから、変なプライドがあったんだと思う。僕は子供の頃夢見たプロのミュージシャンをやっていたと人に話すようになった。仕事を探している時、音楽をもうあきらめている、もしくは過去のことのように感じるようになったんだ。その思考は僕にとってすごく残酷なものだった。僕がパジャマのままで家で曲を書いたり、くだらないTwitterをやっている間、彼女はバーで一生懸命働いて稼いでいた。30歳近くなって、自分のプライドは脇においておいて、ここから抜け出す必要があるってことに気がついたんだ。僕は請求書を払う分だけしか稼いでいなくて、将来のための貯金もほぼなかった。家を買う話になると、結局結婚して平凡な大人になるプレッシャーにはまり込んでいったんだ。

なぜか耐え難いほどうんざりしてて変な不安があったんだけど、友人のほとんどはずっと仕事をして中小規模のバンドをやっていると気付いたんだ。彼等は休みを取るか、シフトを変わってもらって週末にローカルショウでライヴをやっていた。融通のきくパートタイムは数週間休んでツアーに出ることも許されて、戻ってきたらまた同じ時給で働ける。最悪の場合、それが出来なければ仕事をやめることもできる。振り返ると、去年は仕事があったことでより多くのことができて、安定した収入があって、まだバンドを今もできている。

深く考えていったら、最終的に仕事は自分を定義づけるものではないって考えに落ち着いたんだ。仕事を始めても、それは諦めたってことじゃない。仕事を得ることで、趣味や情熱にお金をかけることができるっていうことを人は忘れてしまいがちになるけど、その他大勢の一人になる必要なんてない。新しいバンドや洋服ブランドとか、その他多くのベンチャーを軌道に乗せるために、時には別の場所でお金を稼ぐ必要がある。そのために目標を決めて、お金を節約して現実的なゴールを決める。もし人生の最終期限がきても、自分が思っていた場所にいないのであれば、優先順位を考えなおすべき時だよ。でもそれは夢を諦めなければいけないってことじゃないんだ。決してそうじゃない。

キャリアがあってそれ以外にまったく情熱を持たない人がいる。彼等はだいたい仕事がうまくいっているんだ。タイムカードを押した瞬間に、自分らしさを取り戻すんだ。そして自分の家、家族たちの元に戻る。十分にお金を儲けたなら、ほとんどのやりたいことはできる。自分らしくなるし、心に留めておくことを強く勧めるよ。

というか、僕は前向きにならずに言い訳をするっていう間違いを犯した。多くの人がそうだと思うけど。仕事をする前は自分のキャリアに何か起こるんじゃないかと思っていたんだ。まるでオーダーすらしていない荷物が玄関の前に届くのを願っているみたいに。仕事に就いていないことが音楽に打ち込んでいる証明にはならなかった、まったく逆なんだ。僕は収入も不安定で、「彼等が全部間違っているってことを証明する」って変な考えを持っていたんだ。今は安定してお金を儲けるためにコーヒー屋で働いてるよ。でもこれが僕のすべてじゃない。常に情熱を持てるもののために戦うんだ、でも仕事を持つことで、より大きな野望を思いとどまらせないで欲しい。君がそう思わないかぎり、仕事は君を安定させてくれるから。


ぜひJonathan Dienerの新バンドBaggageのデビューEP「Cheaper Than Therapy」をチェックしてください!

              


2 Responses to 【FEATURES】元The SwellersのドラマーJonathan Dienerコラム:「僕は世界をツアーもしたけど、今もスターバックスで働いている」

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