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【REVIEWS】Roam – Backbone 〜UK新世代メロディック御三家、最後の一角〜

Published On 2016年2月8日 | By admin | REVIEWS

Released:1/23/2016 – Hopeless / KICK ROCK INVASION

AltPress.jp Rating:
4

As It Is、Neck Deepと並びUK新世代メロディックの雄として大注目を集めていた彼等。結成は2012年とまだキャリアは浅いものの、これまで二枚のEPを自主制作で発表。そして2015年初頭に、現在のHopeless契約後初となるEP「Viewpoint」をリリースしている。そんなバンドのキャリア初のフルアルバム。タイトルは「Backbone」。まさにこれまではそこまでフィーチャーされる事のなかった彼等を構築している音楽的バックボーン、視覚的なバックボーン(背景)、そして今作がバンドの主軸になっていくという意味合いでのバックボーン(背骨)、そのトリプルミーニングのタイトルになっている。

情感溢れたギターのフレージングとセンチメンタルなメロディーラインを持った “Cabin Fever”。先日再始動をアナウンスしたSet Your GoalsのフロントマンMatt Wilsonをフィーチャリングした “Deadweight” では、スラッシーなハードコアのフレーズを取り込みながら、SUM 41を彷彿とさせるメロディーラインが印象的。続く “All The Same” でようやくこれまでのROAMらしいThe Story So Far直系のEasycoreが鳴らされ、今作のキートラックともいえる “Hopeless Case” では、エモーショナルさとスケール感を併せ持った楽曲を完成させている。ここまでの前半だけ聴くとかなり新機軸な楽曲が並んでいるが、ここから後半にかけては“Bloodline”、“Head Rush”、“Goodbyes” 等、ROAMのド直球楽曲といえる疾走感溢れた楽曲も多く収録。各楽曲のメロディーラインもこれまでの楽曲に比べかなりポップになってきているが、As It IsやNeck DeepといったUK組やState ChampsをはじめとしたUS組の新世代トップバンド達が軒並みキャッチーなメロディック寄りになっている事を考えると、彼等もまたそこを目指すのか。それとも彼等は彼等で独自の路線を確立していくのか、今後も要注目の逸材だ。
 

 
テキスト:Yuji Kamada

              


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