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【FEATURES】The Best Songs 2015 so far 〜AP JAPAN上半期ベスト・ソングス〜

Published On 2015年7月22日 | By admin | Features, TOP PICKUP

2015年も下半期に入り、ここからまたBullet For My Valentine, Miss May I, Neck Deep, The Wonder Years, Bring Me The Horizon, Blessthfall, Atreyuなど怒涛のリリースラッシュが始まりますが、その前に上半期を締めくくるべく、AP JAPANライター陣が選ぶ上半期ベスト・ソングスTOP 5をご紹介します!各ライターそれぞれにカラーの違う楽曲を選んでいるので、全15曲すべてをチェックして、ぜひ皆さんの意見も聞かせてください!

〜AP JAPANライター陣が選ぶ上半期ベスト・ソングスTOP 5〜
 

──Leyna Miyakawa

Alesana – “The Puppeteer”  from「Confessions

約4 年ぶりとなるAlesanaのニューアルバム「Confessions」収録曲。3rdアルバム「The Emptiness」、4thアルバム「A Place Where the Sun Is Silent」に続くコンセプト・シリーズ「Annabel Lee」三部作の最終章を担う同アルバムの中で、Vo.のShawnが「アルバムの中で、音楽的に最も重要な曲」と語るのが、この “The Puppeteer” だ。7分23秒と言う大作であり目まぐるしく転調を繰り返すプログレッシヴな楽曲ながら、細部に渡って緻密に作り込まれたドラマティックな音像と華麗なメロディー、そして曲に込められた激情性が聴く者をAlesanaの紡ぐ音の世界に攫っていく。フィナーレに進むに連れ展開する叙情的なコーラスも感動的。あらゆる感情を放出させてくれるシネマティックなサウンドは、聴後の爽快感も抜群だ。
 

Halsey – “Ghost”  from「Badlands

ニュージャージー出身のアナーキーガールHalsey。自身のInstagramにも日本のアニメやキャラクターをアップするなど親日家として知られる彼女がこの “Ghost” のミュージック・ビデオの舞台に選んだのは、なんと東京。冒頭部分のナレーションも日本語で語られている。ハスキーな歌声とR&Bやチルウェイヴ、オルタナティヴなど様々な要素を取り込んだキャッチー&ダークなサウンドは聴くたびにゾクゾクとさせられる。「悲しいこととセックスを歌にするの。」と語る彼女の、エモーショナルな歌詞にも注目してほしい。女性ソロシンガーの大本命として注目を受けるHalseyは2015年8月にデビュー・アルバム「Badlands」をリリース予定。こちらも要チェックだ。
 

Breathe Carolina & APEK – “Anywhere But Home”  from「Savages

SCREAM OUT FEST 2015にヘッドライナーとして来日を果たし新木場Studio Coastを巨大ダンスフロアに仕立てあげたBreathe Carolinaの最新シングル。注目のEDMアーティスト、APEKを迎えて制作された本作はBreathe Carolinaの持ち味である普遍的なポップネスや胸に刻まれるメロディーラインは踏襲しつつ、強力なビートと煌びやかなシンセを全面に押し出した極上のEDMアンセムに仕上がっている。ロックシーンにおけるエレクトロ・ブームを確立し、シーンを自在に行き来しながら常に進化と進歩を続ける彼らのサウンドと動向には、今後も大きな期待がかかる。
 

Passion Pit – “Where The Sky Hangs”  from「Kindred

2007年にUSはマサチューセッツ州でバンドとして産声をあげたPassion Pitは、これまで3枚のアルバムをリリース。デビュー・アルバム「Manners」、2ndアルバム「Gossamer」、そして2015年4月にリリースとなった最新アルバム「Kindred」だ。バンドメンバーが脱退し、実質ヴォーカル= Michael Angelakosのソロ・プロジェクトとなったPassion Pitだが、その分彼の鬼才ぶりがいかんなく発揮された究極のエレクトロ・ポップアルバムに仕上がっている。彼が妻のために創り上げたと言う同作の中でも、最上級にドリーミーでファンタジックな音像を楽しむことができるのが、この “Where The Sky Hangs” だ。出演が決定しているSUMMER SONIC 2015でも、オーディエンスを夢の世界に誘ってくれることだろう。
 

Hit The Lights – “No Filter”  from「Summer Bones

2015年3月に 「Skip School, Start Fights Japan Tour」を開催し、各地で大盛況を遂げた記憶も新しいHit The Lights。前作「Invicta」リリース後は一時解散も考えたほどシリアスな状況にも陥ったと言う彼らだが、無事ニューアルバムを「Summer Bones」完成させ、本国USはもちろんここ日本でも非常に高い評価を得た。名曲揃いと名高い同作からのリード・トラックのうちの1つにピックアップされたのが、この “No Filter” である。耳に焼き付く美麗なギター、鼓動を速めるタイトなリズム、思わず声を大にして叫びたくなるアンセミックなコーラス、そしてエネルギッシュながらもメロディアスなヴォーカル。Hit The Lightsの魅力をすべて凝縮した非常にポジティヴかつパワフルな楽曲に仕上がっているのでぜひチェックしてほしい。あらゆる困難を乗り越え史上最高のアルバムを完成させた彼らは現在も精力的なライヴ活動を重ねており、2015年7月現在はState ChampsとのUSツアーを開催中だ。
 

──Yuji Kamada

As It Is – “Dial Tones”  from「Never Happy , Ever After

蒼さ、センチメンタル、甘酸っぱさ、エモーション、そしてキャッチーなサビのメロディー。ポップパンク、エモ、ポップス(ここ重要) のそれぞれの旨味を全て組み込んだ、文句のつけようない新世代のアンセム。ワールドワイドデビュー作でいきなりこんな名曲を生み出してしまったそのメロディーメーカーとしてのセンスにもここから注目したい。
 

Dance Gavin Dance – “Lost”  from「Instant Gratification

作品としても上半期ポストハードコアの中で最も素晴らしい作品だった最新作ラストを飾る一曲。無論アレンジも含め、このバンドっぽいサウンドメイクにはなっているが、一時Saosinに加入したボーカルのTilian Pearson。その彼がSaosinの為に書いていた楽曲なのではないか、と勘繰ってしまう程に、明らかに他の楽曲と毛色が異なる。
 

Idlehands – “Why We Leave”  from「Dena Mora

Dance Gavin Danceの独走かと思われた2015年上半期のポストハードコア界の中、予想以上のクオリティーで度肝を抜いたカリフォルニア産。クリーントーンのギターで非常に透明かつ美しく、そしてインテリジェンス溢れた楽曲が並ぶ中、唯一この曲は毒の強いメロディーライン故か、やたら耳にこびりついた。兎にも角にもセンス溢れる。
 

The Early November – “Better This Way”  from「Imbue

再始動後の作品は個人的に正直そこまでピンと来なかったので、今作はぶったまげた。決して派手さがある作品ではないながら、聴けば聴くほど感情を揺さぶられる。90’s エモではない00’sエモ。まさにあの頃米東海岸で鳴り響いていた、鬱屈/葛藤した所から一気に放出させられるエモーションがまたこの時代に新作として、新曲として聴けた事に胸と目頭が熱くなる。
 

Turnover – “New Scream”  from「Peripheral Vision

初期のサウンドを考えると、誰がこんなサウンドに変化すると予想出来ただろうか。多くのバンドがグランジやオルタナティヴなサウンドに進化していく中、敢えてローファイでドリーミーな世界観を打ち出した事に賛美を。Headlightsがいた時辺りのPolyvinyl Recordsの事を思い出させつつ、この鬼の様に暑そうな今年の夏をクールダウンさせる白昼夢。
 

──Osamu Sawada

CHON – “Suda”  from「Grow

轟音猛者軍団ひしめくSumerian Recordsに所属し、新鮮なグルーヴを生み出す二十歳そこそこという異色のインストバンド4人組。ギタリストとドラマーのCamarena兄弟を軸にしたアンサンブルは必聴!末恐ろしい存在になることを確信させる1曲。
 

August Burns Red – “Majoring In The Minors”  from「Found In Far Away Places

マカロニ・ウエスタンを彷彿とさせる大胆過ぎる展開を導入し、マンネリズムに覆われたメタルコアシーン喝を入れる挑戦的な1曲。失敗を恐れない姿勢、飽くなき挑戦を続けるバンドに賛辞!
 

Veil Of Maya – “Aeris”  from「Matriarch

これまでのブルータルで機動力抜群な体育会系サウンドに、クリーンボーカル・パートを初めて導入した異色作。今作中、最もメロディックなキラー曲。ファンの中で賛否分かれる内容だが、個人的には大歓迎!リフのセンスは相変わらず抜群。
 

Periphery – “Graveless”  from「Juggernaut: Omega

ジェント界の巨人が遂に完成させたコンセプトアルバム。エンディングの怪物が立てる地響きのような轟爆音は今年上半期最強の破壊力!全米16位を記録したこの作品がきっかけで、より多くのプログレ・ファンにも認知されることとなった。
 

Young Guns – “I Want Out”  from「Ones & Zeros

メジャー進出を果たした3枚目に収録。イントロの張りつめた空気から一気に解放され疾走するダイナミックなサウンドから、高揚感MAXのコーラスパートまで手ごたえ抜群の1曲。史上最もダンサブルな仕上がりと評されるこの曲はバンドの新たな代表曲となった。

              


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